ヒザの痛み 学生アスリート
『練習後にヒザが痛い・・・』『ヒザが痛くて思いっきりプレーができない・・・』『思うような動きができない・・・』そんな学生アスリートがたくさん来院してきます。
その原因とは・・・
①筋肉的要因
②バランス的要因
③複合的要因
主にこの三つの要因が考えられます。
①筋肉的要因
筋肉的要因とは、簡単に言うと使いすぎのこと。
練習や試合でのプレーによる疲労の蓄積、身体の限界を超えての使用、普段からのケア不足などから身体が悲鳴を上げている状態です。
②バランス的要因
バランス的要因とは、身体が歪みバランスが崩れている状態のこと。身体が快適に動かない状態で練習やプレーを続け、ある特定の部分にストレスがかかり不調をおこしている状態です。
③複合的要因
複合的要因とは、①・②との要因が合わさっているもの。
一番厄介なのがこのタイプ。
そして一番多いのもこのタイプ。
それぞれどちらかの要因が一つだけで起こっている症状であれば、割と簡単に対応できる問題かもしれません。
まだまだ身体がしっかりと出来上がっていない学生アスリートにはこの二つははずせない要因です。
日々の練習の積み重ねにより、身体への負担や疲労が蓄積し思うように動かなくなる。それでも頑張って使っていくことで、さらに蓄積していくという悪循環のスパイラルにはまっていきます。
では、どうしたらいいの？？？
①筋肉的要因
この要因に対しては普段からの準備体操、そして練習後・試合後のアフターケアを丁寧にしていくことで身体のコンディションをおとすことなく、日々よい状態を意識していけることでしょう。
そして、このアフターケアってかなり大事なんです。
アフターケアの目的は、『ハードに使った身体の疲労回復や解消』と捉えている方が多いと思います。実はアフターケアというのは『次回に身体を動かすときのためのコンディショニング管理』なのです。
アフターケアの段階で『次回の身体づくり』を意識しておこなうものなんです。
これを知ると、いままでにやっていたアフターケアの意味合いがガラッと変わってきます。
②バランス的要因
普段からのストレッチの重要となってきます。ストレッチは筋肉を伸ばしたり、緩めたりする効果もありますが、バランスを整える効果もあります。
日頃からストレッチをこなう習慣をつけていくことが大切です。
特にヒザ周りの股関節周り、そして足首の関節に対して徹底しておこなうことが大切です。
まとめます
やっぱり常日頃自分の身体への意識を高く持ち、現在（いま）だけに集中することなく次へのコンディショニングへと目を向けていきましょう。
当院の患者さんでは、これらをしっかりやっている子ほどケガが少ない傾向にあります。その差はかなりです。
まぁ当然といえば、当然なのかもしれませんが。
自分への身体の意識が高い子ですからね。
いつもおこなっているストレッチでも十分な効果はみられますので、まずはやってみることをおススメします。
『もっと効果的な方法はないのかな？？？』
そんなことを思ったら、尋ねてください。
やまざき接骨院では意識の高いみんなを、いつでも応援しています。
(*^-^*)
