腰周り問題におすすめストレッチ
腰痛・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などの腰周りの問題を抱えている人にぜひやってほしい
腰周りの問題解決にはお尻周りを緩めてあげること。
お尻の筋肉は、骨盤の傾きを正常に保つ働きがあります。
おしり周りには筋肉がいっぱい
■大殿筋
■中殿筋
■小殿筋
■上双子筋
■下双子筋
■内閉鎖筋
■外閉鎖筋
■大腿方形筋
■梨状筋
よくもこんなにも多くの筋肉に覆われているお尻(股関節周り)。
それだけ身体を支える機能として、運動の機能として重要が高いのが分かるのではないかと思います。
お尻の筋肉が柔らかく、骨盤が正しい位置にあると、その上に乗っている背骨も正しい並びに整います。
反対に、お尻の筋肉が硬いと骨盤や背骨が傾いてしまいます。
日頃から座りっぱなしの時間が多い場合、股関節を動かす働きのあるお尻の筋肉が硬くなり、骨盤が傾いて背骨への負担も増加。
その結果、腰痛などの症状があらわれはじめます。
お尻のストレッチで筋肉が柔らかくなれば、骨盤の傾きが改善され、背骨への負担が軽減。
お尻の筋肉の機能が戻り、腰痛改善効果が期待できるんです。
どんなことすればいいの
以前は寝ながらおこなえるストレッチを紹介しましたが、今回はそれにプラスしていきます。
”座って行うバージョン”
<やり方>
- イスに腰掛けます
- ストレッチしたい側の脚を、反対側の太ももの上におきます
- 上げた側の脚と同側の手をヒザの上におきます
- 反対の手は足首へおきます
- それぞれおいた手でヒザ、足首を軽く押さえ、動かないように固定をします
- 背筋をスッと伸ばし、胸を張り、その状態をキープしながら、上半身を曲げるように身体を前方へ屈めていきます
- およそ5度~10度ほど屈めていくとストレッチをしたい側のおしりの筋肉が伸ばされてくるのが感じられると思います
もし10度を超えてもおしりの筋肉がストレッチされてこない場合は、おそらく腰が丸まってしまった状態でストレッチをしているからではないでしょうか。
もう一度姿勢を戻し、腰から背骨をスッと伸ばし、胸を張ってみてください。
そして、、、
もう一度上半身を腰から屈めるよう、前方に傾けてみてください。
おしりにストレッチをされている状態を感じをはじめると思います。
(実際に写真くらいの角度で、おしりに十分ストレッチされてるのを感じます。)
みなさん、実際にやってみてどうだったでしょうか?
しっかりとおしりの部分に効いてくるストレッチだったと思います。
そしてもう一つポイントとなるのが・・・、
『心地よくおこなう』ってことです。
患者さんに話を聞いてみると、
かなりギューギューと痛いくらいにやっている方もいました。
それではかえってマイナスとなってしまいます。
それはギューギューやったことで、伸ばされ過ぎておかしくならないように、さらに筋肉を硬くさせてしまう働きを引き出してしまうからです。
いいですか、もう一つのポイントは『心地よくおこなう』です。
注意してみてくださいね。
腰痛・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などの腰周りに問題を抱えている方におススメなストレッチでした。
このやり方は職場での休憩中などにも簡単にやおこなえて、ストレッチ効果も抜群なので、空いた隙間時間におこなってみてください。 (*^-^*)