ひざの痛み 運動不足?!
ひざの痛みについてお伝えしていきます。
階段を上り下りするに痛い・・・
立ち上がろうとする際に痛い・・・
歩行時に痛む・・・
など、皆さんからよく聞くお困り内容です。こんな膝の痛みはナゼ起こってくるのでしょうか?
1、膝の痛みがおこる原因
2、予防法
1、膝の痛みの原因は
膝の痛み。膝の周りの痛み。膝のウラの痛みなど、痛みの感じる場所はみなさんさまざま。
膝自体はわたしたちの日常において常に使われている関節です。常に使われる膝の関節、動くことでこの関節は常に多くの負荷にさらされています。
関節の中のツルツルした軟骨は摩擦をやわらげたり、膝周りにある靭帯や筋肉は、関節をサポートして衝撃をやわらげています。
しかし加齢により骨の新陳代謝の低下、軟骨部へのストレスにより膝の痛みは起こってきます。軟骨へのストレスというのは、過去のケガ・肥満・O脚やX脚・仕事や運動による膝関節への負担・筋力の低下などになります。
特に脚の内側の筋肉が弱ってくると、膝の関節の不安定さがでてきて、膝の痛みの原因になってきます。
膝の痛みをそのままにしておくと、歩けなくなる?!
『立ち上がる時に痛い』、『階段を降りる時に痛い』、『歩き出しの時に痛い』といった膝の痛みのほとんどは『変形性膝関節症』といわれるものです。これは膝関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接当たってしまうことで、炎症をおこしたり、関節のバランスがズレたりしてしまいます。現在、中高年における膝の痛みの90%以上は、変形性膝関節症だといわれています。
そして、この変形性膝関節症は、男性に比べて女性に多いことが特徴です。
その理由とは、
◆もともとの膝周りの筋肉量が少ないこと
◆閉経とともに女性ホルモンの分泌が減ってしまい、骨が弱くなってしまう
◆加齢とともに基礎代謝量が減り太りやすくなってしまうため、関節にかかってくる負荷が増えるため
以上などがあげられ、それが進行すると、膝が痛みだし、激しい痛みで歩けなくなることも。そして膝関節そのものが変形してきてしまいます。膝の痛みの予防には、普段からの心がけも大切になってきます。
2、簡単意識予防法
やっぱり正しい歩き方を意識することが大切です。背筋を伸ばした状態で、脚を前に出したときには膝が伸びていること。
たったこれだけの意識だけでも少しづつ変化があらわれてきます。無意識でできるようになるとベストですね。
時々はお店のショーウインドーに写った自分の歩き方、歩き姿勢をチェックしてみるのもいいですね。
『膝周りが重い』は痛みへの予兆?!
身体中にさまざまにある関節の中でも、膝関節はもっとも痛めやすい場所であるとよくいわれます。
人間動く際にはどうしても歩かなくていけませんよね。
手や肘や肩であれば、なんとか使わなくても済みますが、膝はそうはいきません。
トイレに行くにも使うし、立ったり座ったりといった動作においてもどうしても使わなくてはいけませんからね。
膝が痛いといっても人によってさまざま。痛みの度合いが弱いものから強いものまであり、『歩き出しは少し痛いが、そのうちに消えてしまう』といった症状。
その中でもヒザの痛みの初期症状として『膝が重い』、『膝の関節がうまくかみ合っていない感じがする』との声を多く聞きます。
そんな状態を感じる方は要注意ですですね。早めに対応しましょう。
そして普段からウォーキングをするなどして膝に油を回してあげる(言い方が古い…)ことが大切ですね。